■POLICY
当店は、
Let's enjoy our lifestyle on OHSHIMA!
をモットーとし、大島での磯釣りを楽しむお客様のお手伝いを通して、お客様に快適なFishing Lifeを堪能していただくことを願い、日々営業をしている釣具店です。
お客様の快適なFishing Lifeのため、当店が少しでもお役に立てたなら幸いに存じます。
店主 拝

2013.2.19 火曜日 島のスローライフ

今朝も朝から雨で寒いです。雨の中、玉川大の女子学生が走っています。

昨日の雨はモアーッという感じで暖かかったんですが、そんな中、松崎の磯に入った常連さんは、第一投から第七投まで、連続でメジナが上がったとの事!37~40cmで全てクチブト。

昨日の釣りで充分ということで、午後便から午前便に切り替えてご帰還しました(笑)

春夏秋冬の主なんか、昨日が定休日だったにもかかわらず、雨予報にめげて最初から戦意喪失でエサも溶かしていませんでしたァ!

25日にお局会を開くので、食材が欲しかったんですが・・・・・魚を買いに行くしかありません。

「釣りに行け行けと言うから変だなと思っていたら、お局会の献立に欲しかったんだ!」と絶句していましたが(笑)


明日葉と人参のてんぷらとタタキアゲ
明日葉を使った新メニューでも考案して出すことにします。うちの母親なんか、献立と財布に困ると、明日葉が出てきます(笑)
胡麻和えだったり天ぷらだったりおひたしだったりと。家の周りの明日葉の新芽だけを摘めば充分ですし、これからはフキも採れます。

まあ、これが昔からの島の食生活であって、今で言うスローライフということなんでしょう。

昔は、豚を飼っている家も多くありました。小さい頃、うちにも1頭いたのを覚えています。食べることよりも売買して生活費にあてるという、島の女性の内職に近いものだったように思います。

「食べることばっかり!」と母親を嘲笑することがありますが、島の生活の習慣なんでしょう。「食べたかよー?」と言うのが挨拶であるのは、韓国なんかもそうですよね。

島といえば、韓国・済州島の女性も働き者ですよね。旅行中、バイクに乗った30人位のおばさんの集団を見かけました。ネッカチーフをかぶり、派手なモンペに似たダボダボのズボンをはいて疾走する彼女達を見て、かっこいいー!と見とれました(笑) 海女さんの一団です。

働く女性は美しいです!
済州島の男に言わせると、島には男の仕事がないんだとか。大島と同じで米が採れず、韓国本土から送ってもらうんです。

昔は最貧の島と言われていましたが、在日韓国人の方々がみかんの木の苗を1本1本贈り、一大産業になりました。子どもをみかんで大学に出したので「大学の木」と呼ぶのだそうです。
食べ物や産業にも、いろんな艱難辛苦や歴史があるんですね。

こうしてつぶやいていたら、島の友達が78キロのマグロの柵を持って来てくれました。スナップエンドウもいただきました。おすそ分けで食材が揃うのも島ならではないでしょうか。