釣り場紹介⑥ 泉津(せんず)・松崎
魚影が濃く、魚種も豊富
底物から青物まで一年中釣果が期待できる
元町方面から大島一周道路を北進し、泉津方面に抜け泉津港の先をさらに進むと、有名な椿トンネルに出る。
椿トンネルの入り口にある脇道に左折して入っていくと、駐車スペースがある。そして、そこからすぐの海沿いに遊歩道があり、遊歩道を下っていくと松崎の案内板が見えてくる。
釣り場へは、その案内板の手前から入っていくことになる。
松崎の釣り座の足元にはハエ根やシモリが広がり複雑な地形になっているため、大小はともかくつねにサラシがでています。
そのため魚にとっては、絶好の住環境になっているようで、ここも魚影が濃く、魚種も豊富な釣り場です。
地元の釣り師はもちろん、大島に来島する釣り師にも人気が高い一級磯です。
私自身は、寒メジナの時期にしか入ったことがないのですが、メジナなどの上物だけでなくイシダイやブダイの底物から青物まで一年中釣果を期待できるところです。
かなり前のことですが、ここで40cm級のカサゴを釣ったことがあり、初めて見るそのカサゴの大きさに驚いたことが強く印象に残っています。
また、50cm級のサンノジも釣ったことがあるのですが、あがってくるまでメジナだとばかり思い込んでいたので、姿を見たときの落胆も忘れがたい思い出です。
ロケーションもすばらしく、ここから見る夕陽に染まる富士山は、オオツクロから見るときよりも大きく雄大に見え感動的です。
ただ、足場がかなり高くなっているため、6m以上のタモがないと潮によっては届かないことがあるので、準備が必要です。
また、釣り座までの磯の地形も複雑なアップダウンになっているので、安全には充分配慮をしてください。
泉津(せんず)・松崎に至る道と釣り場風景