イカ釣り
大島ではヤリイカ・アカイカ・アオリイカなどが釣れます。
桟橋での夜の風物詩=イカ釣り
メジナのフカセ釣りと打って変わって大島の各桟橋での夜の風物詩といえば、電気ウキとエサ巻きエギを使ったイカ釣りです。
当り年では年明け早々、ヤリイカの束釣り
(100パイ)の声が、波浮桟橋から聞こえてきます。これは、厳しい寒さにめげずにその時をじっと待ち望んだ、釣り人の特権といえるでしょう。
それ以降、寒さが緩むにつれてアカイカが釣れるようになります。人気が高い高級イカです。
当り年では、抜きあげることができない大型のアカイカが数多く釣れます。
玉網の準備を怠らないようにしてください。
真夜中に入れ喰いになることも
イカにとって墨は危険信号のようです。したがってエギが墨で汚れていると、喰いが極端に落ちてしまいます。せっかくの時合いを逃さないためにも、あらかじめ何本かのエギにエサを綺麗に巻いて準備するとともに、汚れを素早く落とすために歯ブラシも用意しておくと便利です。
日没から夜明けまで、大きな群れがいつやってくるかわかりません。真夜中に入れ喰いになることもしばしばです。
また、近年ではルアー釣り感覚のエギングも盛んです。アオリイカを狙って一年中エギングをする釣り人も増えてきているようです。私が知っている大島での一番の大物は、4キロを越えるものでした。
イカはさばきやすく、食べてもおいしく、お土産にも喜ばれます。夜の桟橋で、綺麗な星空を眺めながらのんびりとイカ釣りを楽しんでみるのも一興ではないでしょうか。幸運を運ぶ流星もひょっとしたら見られるかもしれませんよ。