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店主 拝

オナガ、クチブト、ササヨ、イサキとそこそこの釣果
丸市おやじの「春夏秋冬」

2023.7.21 春 夏 秋 冬

<一か月半ぶりの更新です>

 

 一か月半ぶりの更新です。言い訳をさせてください。起きてほしくないことは重なるもので、まずはパソコンが拗ねてしまいメールの送受信ができなくなってしまいました。そのため、前回6月5日の釣行以降2回の釣行をしていたのですが、ブログの更新ができずにいました。

 また、パソコンの機嫌が直らないなか、今度は車庫のシャッターが故障してしまい、手動で開け閉めをしなければならなくなってしまいました。その過程で、恥ずかしいことに私がシャッターの蛇腹に指を挟んでしまって負傷。釣りに行くこともできなくなってしまいました。はぁ~。😢

 指を挟んだ瞬間の痛みったらそれはもう言葉にすることもできないぐらいのもので、完全に指がつぶれてしまったんじゃないかと感じたほどです。幸い骨折もなく、紫色に晴れ上がっただけで済みましたが、、、。

 以上のような問題が重なってブログの更新ができずにいたわけです。パソコンの機嫌も良くなり、指の傷も癒えてきたことによって7月18日(火)に釣行ができたわけです。

 

<明るいうちはエサ盗りだらけで釣りにならず>

 

 明るいうちはエサ盗りだらけで、付けエサが30秒と持たないという状態でした。前二回の釣行からそれは変わりません。コマセを足下に撒いて寄ってくるのは、大半がオヤビッチャです。なかにコッパも交じりますが、ごく少数です。


①オヤビッチャくん

 たまにフィッシュイーターに追われている小魚がなぶらを見せたりしますが、すぐに落ち着いてしまいます。そんな状態の中、明るいうちに針掛したのはエサ盗りのオヤビッチャくんと40cmぐらいの細長いダツくんだけでした。たったの二尾だけでしたが、期待していなかったためか意外に楽しんでいる自分がいました。


②ダツくん

 そんなこんなでマズメから夜釣りに突入。ウキの灯りをともしてから30分以上は何事もなく時間が流れました。期待のイサキくんは旬が過ぎてしまったのかと、何となく考えていた時にウキがそわそわし始めました。入れ!!と、心の中で叫んでいるとじんわりとウキが海中に沈みこんでいきました。

 すかさず合わせを入れると、抜群の手応え。奴さんとのやりとりを堪能しながら、何とか浮かせて正体を確かめようとヘッドライトをつけると、そうはさせじとばかりに猛烈な突っ込みを始めました。泡を喰ったのは私でした。手にしたタモを置くのも忘れたために、ややこしいやりとりをしてしまいました。

 途中、タモを置いてしっかりとした態勢でやりとりを再開して事なきを得ましたが、顔を見せてくれたのは思っていたよりも小型のオナガくんでした。37~8cmといったところでしょうか。それでも腹がしっかりと膨れている、立派な体形をしていました。


③オナガくん

 ビビったのは、針をのんでいたのでハリスがざらざらになっていたことです。よく切れなかったものだと、ハリスに敬意を表したほどです。そして、釣り再開に向けて針を結びなおそうとして愕然としました。負傷した指が痛くて、針にハリスが結べないのです。情けなくて涙が出たほどです。

 しかたなくいつもの結び方をあきらめて、指が痛くならない結び方にして釣り再開です。

 話が飛びます。ハリスで思い出しましたが、デュエルさんから画期的なハリスが発売されました。魚から見えないハリスです。実験映像がまた衝撃的です。水槽の中に件のハリスを柱のようにして一本立ててあるのですが、魚がそのハリスの柱に気が付かずに正面衝突して、ビックリした様子で逃げていく姿がしっかり映し出されています。しかも、一尾だけではありません。魚種も違っているのです。

 ホントに魚にはこのハリスが見えていないようです。凄いことだと思います。釣りが大きく変わるかもしれません。それによって賛否両論、様々な意見が出てくるとは思いますが、ぜひ一度はこの映像を見ていただきたいと思います。そのうえで、各々が判断をしていただければと思います。

【衝撃映像】ヤバいラインできました。
DUEL MOVIE DUEL Co,.inc Official Youtube

 
<コンスタントに中りが出るも、、、。>

 

 最初のオナガくんの後は、40cmを少し超えたクチブトくん、40cmには届かないササヨくん、そして30cmに届かないイサキくんとそこそこの釣果があり、楽しめました。特に、前二尾の引きは釣りの楽しさを堪能させてくれるものでした。


⑤クチブトくん

⑥イサキくん

⑦ササヨくん


 そういえば、前々回の釣行でモンスターが掛かって、5分以上のやり取りをしました。本当に強烈な引きで、久々に膝が笑う感覚を味わいました。何度もダメかとあきらめかけましたが、何とか取り込むことができました。その正体を見てビックリでした。なんとサバくんだったのです。信じられませんでした。


④前々回に釣り上げた50㎝近いサバくん

 50cm近い魚体でしたが、サバくんらしくなくなかなか浮いてこないどころか、何度も突っ込みを見せたからです。確かに、これまで釣ったサバくんは40cmクラスのものばかりで、50cmクラスのサバくんは初めてでしたが、突っ込みを何度も繰り返すサバくんは彼?だけだったから驚いたのです。

 私のサバくんのイメージは、浮いてくるのは早く海面下もしくは海面上を暴れまわる魚というもので、鋭い突っ込みを入れるというイメージは全くなかったわけです。だからホントにあれだけの突っ込みを見せたのが信じられなかったのでした。

 また話が飛びました。前回の釣行に話を戻します。イサキくんを釣った後が、ストレスたまりまくりの状態になってしまいました。中りは出るんです。しかも、大物感漂う中りばかりです。しかし、乗らないんです。

 前アタリがあり、しっかりとウキが海中にじんわりと沈むんです。しかし、合わせを入れるとウキが飛び出してくるばかりです。言ってみれば10打数ノーヒットってな感じです。誘いを入れたりもしたんですが、打つ手がすべて外れました。

 最後のさいごにオジサンが顔を見せてくれましたが、謎は深まるばかりでした。ホントにストレスがたまり、後味がすっきりしない釣りとなってしまいました。


⑧オジサンくん

⑨釣り終わりを迎えてくれたクワガタさん   

 

<没後50年>

 

 今でもはっきりと思い出すことができます。燃えよドラゴンを観終わったとき、しばらく席を立つことができず、一緒に観に行った友人に促されて我に返ったことを。と同時に、彼がこの世にもういないという事実を改めて突き付けられた寂寥感を。

 李小龍。ブルース・リー。どれだけ影響を受けたことか、自分でもはかり知ることができないほどです。燃えよドラゴンは、少なくても3回は映画館で観たはずです。その後に上映された彼の映画は言うまでもなく、彼に関する書籍も何冊も読みました。

 ヌンチャクも手作りしました。かなり後、土産物屋でプラスチック製のヌンチャクを見つけたときには迷わず買い求めました。真似事ぐらいには、ヌンチャクを振ることができます。

 彼のどこに魅かれたのでしょうか。ありきたりになってしまいますが、すべてだとしか言いようがありません。文句なしにカッコ良かったということです。その肉体。あの笑顔。すべてがカッコ良いとしか言いようがありません。「考えるな!感じろ!」「友よ、水になれ!」など、哲学的名言などもありますが、どちらかといえばそれらは後付けのものです。

 理屈抜きにカッコ良かった。自分もああなりたい!!憧れたとしか言いようがないんです。もちろん、なれるわけもなく、憧れただけで終わってしまったわけですが、、、。

 彼が亡くなって50年。映画を観返しています。彼が遺した映画は不滅でしょう。少なくとも、私が生きている限り忘れることはありません。

 ブルース・リーよ永遠なれ!!

 

<立ち止まって考えなおすべきでは?>

 

 この国の政治に足りないもの。一度立ち止まって考えなおすこと。これではないかと、このところ痛感しています。原発政策に典型ですが、なぜあれほどの事故を起こしておきながら、原子力発電を止められないんでしょうか。止めるどころか、新設まで行おうとしています。

 汚染水一つ処理することがままならないくせに、デブリをどう処理するつもりなんでしょうか。廃炉なんて夢のまた夢なのは明らかでしょう。使用済み核燃料の処理すらできていないわけですから。

 マイナンバーカードもそうです。これこそ、いったん立ち止まって考えなおすべきでしょう。政府の対応は、もはや暴走とでも言っていいぐらいです。任意取得のはずが、保険証を廃止して紐づけるという、強制取得というべきことを平気で押し付ける。そのくせ、様々な問題が起きても、最終的責任は負わない。なんなんでしょうか。

 なぜ、既存の保険証をそのままに、並行してマイナンバーにも紐づけできるというようにしないのでしょうか。保険証を廃止して、マイナンバーカードに紐づけするのは、いったい誰のためなんでしょうか。闇が広がっていると感じてしまうのは、穿ちすぎでしょうか。

 辺野古沖米軍基地建設もそうです。軟弱地盤が明らかになり、建設は不可能ではないかという声が上がっても突き進む。なぜ、一度立ち止まってより良い方策を考えようとしないのでしょうか。本当に唯一の方法なのでしょうか。

 問題が起きたとき、いったん立ち止まって最良の方法を考え出す。それがまったくできないこの国の政治は、過ちを繰り返してしまうのではないでしょうか。私には、大東亜共栄圏の建設こそ日本が生き残る唯一の道だとして、大陸への侵略をはじめ戦争へと突き進んでいった戦前の日本の姿が重なって見えてしまいます。私だけの杞憂で終われば良いんですが。

丸市おやじの「春夏秋冬」