釣り場紹介⑫ 間伏(まぶし)・シッコハシ(砂の浜)
シマアジ(ジャミシマ)狙いで有名
イサキの数釣り、マダイの実績も高い。最近はルアーでヒラメも。
前回紹介した間伏・横根の北側、砂の浜側に広がる磯が“シッコハシ(砂の浜)”です。
釣り座までは塩の工場下の通路を通って磯に降りそのまま磯を歩いていくことになります。
釣り座は通常砂の浜側で、シマアジ(ジャミシマ)狙いのカゴ釣りをする釣り人が多い。
そのため、ここの釣り場を島の釣り人は“砂の浜”と呼ぶことが一般的だ。
磯の形状が複雑で、波に洗われる西側の先端から東側の砂の浜側まで、三つぐらいのワンドができていて、砂地の海底にはハエ根が伸びている。
こうした地形が魚にとって絶好の住環境となっているようだ。
また、西側の先端は本流の潮が良く通っていて魚影が濃いため、誘惑にかられる釣り場だが、釣り座が乾くことがないことからもわかるように、危険も大きいのでお薦めはできない。
砂の浜側でも満足できる釣果が充分に期待できるので、安全第一で釣りを楽しんで欲しい。
シッコハシ(砂の浜)はシマアジの数釣りのできる場所として有名だが、それだけではなく同じ時期には、イサキも数釣りができる。
また、メジナはもちろんマダイの実績も高い。シマアジとマダイは好む住環境が似ているといえる。
さらに、以前は生餌でヒラメを釣る釣り人がいたが、最近ではルアー釣りでヒラスズキやヒラメの実績も高い釣り場となっている。
どちらかといえばカゴ釣りが盛んな釣り場だが、時期によってはフカセ釣りの方が数を伸ばすことができるので、それぞれの釣り方で楽しんでください。
間伏(まぶし)・シッコハシ(砂の浜)に至る道と釣り場風景