釣り場紹介⑦ 大沢尻(オオサワジリ)
波かぶりやすいが数が出る釣り場
クチブトだけでなくオナガも良型が釣れる
前回紹介した椿トンネルをさらに南下していくと、大島一周道路沿いにポールが見えてくる。
最初に見えるポールは大番根。その次が市兵衛。
椿トンネルの入り口にある松崎のポールから車で2、3分ぐらいで市兵衛のポールに到着する。
市兵衛のポールの脇から林の中を下っていくと、遊歩道にでる。そこに、市兵衛を中心とした案内板が設置されている。
この遊歩道は泉津港近くからふるさと村の先まで続いている。大島の釣り場は、この遊歩道沿いにあると考えていればほぼまちがいではない。
大沢尻へは案内板の左へ、道なりに進んでいけばたどり着くことができる。
階段が作られているので、それを下りきったところで海が見えてくる。そこから海に向かって下っていったところが大沢尻である。
海に下らずにそこから上りになる階段をそのまま上っていくと、大番根の方向になる。
大沢尻は、東部の釣り場の中では数少ない足場の低い釣り場となっていて、足場も安定している。
そのために釣りやすい場所だが、波がかぶりやすい場所でもあるので、海の情況に充分配慮する必要がある。
ここもハエ根や沈み根が多く水深も浅いので、干満によっては二ヒロで根掛かりしたりすることがある。
しかし、クチブトだけでなくオナガも良型が釣れるので侮ることはできない。しかも、数も出るのでチャレンジする価値は充分にある。
やりとりを楽しむより、強引な取り込みに徹したほうが数を伸ばすコツかもしれない。
唯一の難点は、釣り場が狭いので大人数の仲間での釣行ができない点にある。二人ぐらいでの釣行がお薦め。
帰りが魚の重さで辛くなること請け合いです。欲をかきすぎないように、充分に注意してください。
大沢尻に至る道と釣り場風景