釣り場紹介⑰ クサツグ
イシダイの釣り場として知られる磯
イシガキダイやブダイの数釣りも期待
“クサツグ”は、以前紹介した“赤岩”をさらに波浮方向に進んだ、“差木地(さしきじ)港”との中間あたりに位置する釣り場である。
大島一周道路沿いに設置されているポールには、“クサッグ”と表記がなされていて、また、大島の“磯地図”では、“クサツツグ”と表記されている。
いずれが正しい呼び方なのか定かではないが、地元の釣り人は“クサツグ”と呼ぶ人が多いようだ。
ここは、大島の西側の釣り場でも有数の“イシダイ釣り場”として、昔から知られた磯である。
かなり広い磯ではあるが、釣りができる場所は限られ、大人数での釣行には向かない。
しかし、実績は高く、大島でも人気の高い磯のひとつであることに変わりは無い。
特に、イシダイをはじめとする底物の実績は高く、イシガキダイやブダイの数釣りも期待ができる。
クチブト・メジナなど上物釣りも
また、私自身は今回初めてフカセ釣りをしてみたが、良型のイサキに混じってクチブト・オナガのメジナが釣れたことからも明らかなように、上物釣りでも充分期待ができるだろう。
実際に、足下には適度なサラシが常に広がり、いかにもメジナが釣れそうな気配がしていた。
さらに、釣り座に立ってみて感じたことは、ショアジギングでの青物狙いも面白そうな場所である。
一発大物狙いで、一度はチャレンジしてみたい場所だ。
ただし、いつものことだが、釣り座まで大きなゴロタ石が続き、最後は濡れた石の上を歩くことになるので、ころんだり滑ったりしてケガをしないように安全には充分注意して欲しい。
クサツグに至る道と釣り場風景
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