釣り場紹介⑯ カキハラ
大人数での釣行も可能な大場所
入りやすく、足場良い人気の釣り場
カキハラは冬の季節風=西風の風裏として釣り人に知られている釣り場である。かなり広い釣り場であり、大人数での釣行も可能な大場所である。
たとえ、先行者がいたとしてもどこかしらで竿が出せるので、迷ったときにはカキハラへ向かってみると良いだろう。
車を止めた場所からも近くて入りやすく、足場も良いために人気の高い釣り場のひとつである。
ただし、ここも足場が低いところが多いので波の影響を受けやすい。波っ気が高いときは、くれぐれも安全に配慮して欲しい。
カキハラはどちらかと言うと、カゴ釣りやイシダイやブダイなどの底物釣りの釣り場としてのイメージが強い。
私自身も、カキハラ=ジャミシマの数釣りができる釣り場というイメージが強く、ここでフカセ釣りをしたのは今回が初めてである。
しかし、フカセ釣りをしてみた感じからは、やはり他の場所と同じようにかなりの可能性を感じさせる魅力ある釣り場である。
特に、足下がゴロタ場のようになっているところが多いのでサラシが広がりやすく、寒の時期のメジナ釣りにはもってこいの場所なのではと感じた。
ここは、“底物の釣り場”だから、“メジナなどの上物釣りにはそぐわない”などと、私のようにあまり先入観に囚われることなく、それぞれの釣り方でチャレンジして欲しい。
大島の釣り場は持っている潜在能力が高いことは間違いないので、それぞれの釣り方に対してきっと応えてくれるはずだ。
事実、最近ではルアー釣りで良型の青物を釣り上げている釣り人もいて、ルアー釣りも盛んになってきている。
自分なりの答えを見つけるために、通って欲しい。
カキハラに至る道と釣り場風景