釣り場紹介⑬ 二ツ根
イシダイ釣の好ポイント
最近はルアーでカンパチやヒラマサなどの青物を狙う人も
赤岩の東側に仲良く二つの岩礁がある。これが通称“二ツ根”であり、この二ツ根を前方に臨む磯が今回紹介する“二ツ根”だ。
釣場としての二ツ根は大きくは、“二ツ根東側”と“二ツ根西側”とに分けることができる。
二ツ根は、以前はイシダイ釣の好ポイントとしてその名を知られていた。
二つの岩礁(二ツ根)の真ん中に仕掛けを遠投して、中りを待つというのが主流だったようで、実績も高い。
また、メジナやイサキなどの実績も高く、最近ではルアーでカンパチやヒラマサなどの青物を狙う釣り人も増えているようだ。
また、ハンバが出る時期にはブダイの数釣ができる場所としても知られている。
同じ時期には、ササヨの大型も釣れる。
二ツ根東側は、足場が高いためにイサキなどを狙った“カゴ釣り”をする釣り人が多い。
二ツ根西側は足場が低く、メジナなどの上物を“フカセ釣り”で狙うのに適している。
また、イシダイを狙うならば、“二ツ根”を正面に臨むことができるので、こちらの方に分があるだろう。
しかし、どちらの場所も風がないときでも“ウネリ”が襲う場合があり、入り磯する際には事前に充分観察する必要がある。
特に、足場が低い“西側”に入り磯するときには、注意して欲しい。
私自身は、やはり4㎏のササヨを初めてメジナのタックルで釣り上げたことが、忘れられない思い出です。
この経験は、それ以降の釣りに大きな自信を与えてくれました。
二ツ根の釣り場風景