■POLICY
当店は、
Let's enjoy our lifestyle on OHSHIMA!
をモットーとし、大島での磯釣りを楽しむお客様のお手伝いを通して、お客様に快適なFishing Lifeを堪能していただくことを願い、日々営業をしている釣具店です。
お客様の快適なFishing Lifeのため、当店が少しでもお役に立てたなら幸いに存じます。
店主 拝

2015.3.7  岡田港で2・8キロのマダイ、泉津港で座布団級のひらめ、7・6キロのブリあがる

風が強く、雨もぱらつき、週末の釣りコンディションは良くありません。

春が来た!と思い、ダウンジャンパーは全て洗濯して収納するばかりにしてあったので、我慢して重ね着でしのいでいます(トホホ)。

せっかちな性格なのかわかりませんが、「待ちの態勢でゆったりして」とお客さんにも友人にも助言をいただきます(笑)。

店の新築のための、RC施工業者探しも本格化してから3か月を過ぎました。

熱海・伊東・沼津・富士まで範囲を広げていますが、昨夜も「型枠大工と鉄筋工が確保できなかった」と、断りの連絡がありました(ガクッ)。

救いは、「被災した大島の方が、当社を探してくれたのだから、なんとかならないか検討してみます。」と言ってくれている事です。

あるいは「自分の所は、業務形態が違うから受けられないが、図面を回して他社を当たってみます」と親切に対応してくれている所も。

関東近県の業者の方々も、「明日は我が身」の地震・津波・噴火を想定した勉強会を日々行っているそうです。

RC工法なので、2か月20人の作業員を確保して離島に送ることのハードルの高さもありますが、それ以前の問題として、絶対的に型枠・鉄筋工が足らない状況だということです。

東北は3年待ちが普通だそうです。

復興のスピードアップ化と政府が口先だけでタクトを振っても、どこも身動き一つできない現実だということです。

年内完成を目標にしていますが、そうなると7月着工しないと、どんどんずれ込んでいってしまうということになります。

毎日が針のむしろ状態です。

沢の拡張工事と生活道路工事も遅れることになってしまいます。

島の公共事業・観光復興・防災計画でもあるはずの、岡田港船客待合所建設も入札不調でした。

弘法浜プール建設も入札不調でした。

店の自主再建に向かって頑張ってはいますが、こじ開けられない現状に、はがねの心が折れないようにコントロールするだけです。


釣果情報としては、2月下旬に、岡田港で2・8キロのマダイがあがっています。美味しかったそうです(笑)。

泉津港では、タカベを生き餌にして、座布団級のひらめと7・6キロのブリがあがったとのこと。

店にも、青物はまだか?とルアーマンからの問い合わせが多くありますが、「今、メインは、メジナです」と答えています(笑)。

イカの仕掛けを買っていく方も最近は増えてきました。

大釣りはできなくても、晩酌にイカ刺しを楽しむことはできますので、体力を保持しつつ夜釣りにもチャレンジしてみて下さい。



今、週末のニュース番組を見ながら、このつぶやきを書いていますが、「70年ぶりに戦艦武蔵発見」「2400人のうち1000人の乗組員が戦死」「懐かしい」とか報じています。

報道の視点に疑問を持ちます。

B29の時代に巨大戦艦主義・不沈艦神話に走った国の戦略・戦術の過ちに触れたものはありませんでした。

どこか回顧調で反省がない雰囲気。いやだな。

最近は「イケイケどんどんで」(高市早苗が実際にこう言っている)決定的な事が閣議決定で成されていく事態に、開いた口がふさがりません。

わかりやすく言えば「どこと戦争がしたいのか?」ということです。

太平洋戦争での戦死者300万人のうちの60%が餓死だったという歴史的事実は、70年経った現在でも食料自給率39%(これは国の発表で異論反論はありますがひとたび戦争となれば同じこと)の日本に戦争継続の能力があるのか?と冷静に考えればわかること。

今の日本人にその根性があるのか?ということ。

「日本は子どもにかえる」しか「わからないだろう」と『永続敗戦論』の著者・白井聡さんが言っているように、今のままでは「行き着くところまで行ってみるしか」わからない安倍さん達だということです。

「全ての責任は私にあります!」と連発しているお坊ちゃんの空回りしたお言葉は「原発は、全てコントロールされています」という世界に発信した大嘘と重なってしまいます。

どう責任をとるのかを述べない「責任は私にある」という言葉は、虚勢をはっているだけだと私は思います。