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当店は、
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店主 拝

2014.2.27 罹災証明についてのつぶやき

暖かい日が続いているわりには、三原山の雪が消えていません。

港に到着したお客さんが元町港から写真を撮っている姿をよく見かけます。被災の跡がクッキリですから。

昨夜は、岡田桟橋で1時間ほどで、ヤリイカ6杯をゲットしたとのメールが入りました。

餌巻きスッテで3杯、エギで3杯だそうです。

イカ刺しで一杯!というところですかねえ(笑) 私なんぞは、下田土産の塩干しイカをむしりながらハイボールを飲んでいましたから、この落差の光景に自虐的苦笑いをしてましたあ(笑)。

仕事を終えた方々が日課のように、夜のイカ釣りに出かけているようです。

来島した釣人さんも、家を出る時はケミホタルや電気ウキの用意をして、夜釣りをやる気満々なんだそうですが、疲れと寒さで宿に酒を求めて撤収してしまうんだとか(笑)

7月位までは赤イカもいけるので、無理をする必要はないでしょう。 明日から又、寒くなるようですから。


先週末に行われた『第2回被災者の声を聞く会』のことで、このページを見てくださっている釣人の皆さんには申し訳ないですが、私事ですが罹災証明についてつぶやかせてもらいます。

未だに「罹災証明」を受け取っていない家はうち1軒のみだそうです。

(わかってはいた事ですが・・・)いつまで被災者ずらをしているのか・ごね得だ・圧力団体だとの声も伝わって来ています。

「一部損壊」判定に不服であることを言ったら、即、個室に誘導されました。

そこで、例の女性管理職の方が「私たちは研修をうけ勉強してここに来ている」との発言があり・・・・・。

ここまでは書いて来ました。

その後の事は書いて来ませんでした。

新潟大学名入りのジャンパーを着た若い男女の職員?が呼ばれて入ってきました。

土砂災害の経験値がない東京都の要請により、中越地震などの経験ありということなんでしょう。

この方達はうちには調査に来ていません。

「問診」?でうちの地下の様子などを聞きつつ、「シャッターが壊れたんですね?水道もあって壊れたんですね?窓も壊れたんですね?」と 言いつつ、マークシートをチェックする感じで2人で
「なんとかなりそうですねえ。ここもランク上げましょうか?これもアップしましょう」
とかなりのハイペースで笑いながらやってました。

そして、

「 大規模半壊までは無理だけど、半壊までは持っていけます。再調査に先生に行ってもらいますが、その時は黙ってハイハイとだけ言って下さい。そうすれば半壊になりますから」

と軽いのりで笑って言われ ました。

うちらは「ここまでは最初から出来レースなんじゃあない?」と思いました。

別に居宅ではなく地下倉庫という規定だから判定に差異はないということなんでしょう。店舗・倉庫は支援外ですし。

最初の調査は江東区役所の職員と利島村の職員、あと1人はどこの方かわかりませんが、江東区の方が主に調べてあとの2人は写真係りと見学みたいな雰囲気でした。まあ3人とも応援できている若い方で した。

建物の四隅に糸とおもりを垂らして傾きを調べたり、「ふすまはリフォームできるから問題なし」なんて言いながらやってました。

床上72㎝は一部損壊で105㎝で全壊扱いだそうです。

再調査には新潟の防災研究室?の先生が来ました。名刺は持って来なかったと言ってもらえませんでした。かなり一生懸命にやってくれました。

私も登記簿を出して「鉄筋コンクリート造地階付き陸屋根平屋建。居宅。店舗」であることを確認してもらいました。

近所の家も3階建てのうち1階部分がずっぽりないのですが、総面積からの被災部分を測るので、一部損壊になってしまう仕組みです。

うちの建物 も総面積がでかいので、面積割りから一部損壊になってしまうらしいです。

しかし、店舗兼居宅で生活の場所であることは、風呂・トイレ・キッチンがあり母親が生活していたわけですから、店舗・倉庫扱 いには無理があります。

その先生は登記簿を見てわかってくれたようでした。

しかも、居宅部分は「完全にこれは、木造作りの居宅ですねえ」とも言っていました。

この結果が出たということで役場に呼ばれて行ったら、「建物を3分割にしたことをまず了承してもらえますか?罹災証明が3枚になります」とのこと。

私が「なぜ3分割になったの?うちらがうるさいから?」と聞いたところその場にいた誰も説明できなかったのです。

しかも書類作成のミスに気づいたらしく、机の下に慌てて、罹災証明を隠してしまわれたのです。

そこから「説明できないんだったら、調査した先生を呼んでください。ずっと待 ちますから」ということになったのです。

そしたら、この間の一件のとおり、再々調査に工務店さんが来たわけです。

これが今現在の状況です。

うちらは、単純に疑問があるので質問しているだけです。

うちの人は、制度に問題があると言ってますが、法律でもなんでもないから、運用は幅広く、長岡市の洪水災害時に市は「そこに住めなければ全壊。リフォームに多額を要すれば全壊」との罹災証明を出し ています。

石破さんが視察に来て思わず口に出してしまったのが「これは??人が住めなければ全壊でしょう?」ということです。

被災者支援法制定には阪神淡路大震災に合われた関西のおばちゃんたちや議員さん達が頑張ったと読みました。

過去に災害にあわれた方々の努力と苦労の積み重ねがあって今日に至っているのですから、これを、「ごね得だ。後でまとめてどっさりもらうんだろう」キャンペーンには、いやはやです(笑)

そう言えば、最近は自粛しているのかとも思ってはいるのですが、うちの店には地元の公務員さん達が買い物に来なくなりました。

まあ仕方ないですね。