■POLICY
当店は、
Let's enjoy our lifestyle on OHSHIMA!
をモットーとし、大島での磯釣りを楽しむお客様のお手伝いを通して、お客様に快適なFishing Lifeを堪能していただくことを願い、日々営業をしている釣具店です。
お客様の快適なFishing Lifeのため、当店が少しでもお役に立てたなら幸いに存じます。
店主 拝

2013.8.15 木曜日 アジはどこで何時に何匹釣れますか?

水温27度です。朝5時位だと、ほんの一瞬間の涼やかな風が心地よいのですが、瞬く間に湿気が身体にまとわり付いて来ます。

島民が熱中症で病院に運ばれたという話は聞きませんが、元気に町中を歩き回っているのは、海水浴に来た家族連れと若者ばかりです(笑)

島の年寄りは用心して外出を避けているのでしょうか?それでも、桟橋では年老いた島の釣り人達が、アジ・イサキ・サバ・タカベを目当てに、毎日元気に竿を出しているようです。もはや日課ですね(笑)。

足元もおぼつかないような方達が、仕掛けや餌の購入に見えますが、足は完璧に!すり足になっているし、2キロの粉餌すら重そうにしていますが、それでも、竿を持てば熟練の格好良さが立ち居振る舞いに出てるんですよね~(笑)

竿さばきや餌さばきの美しさが見られるんですよね~。

観光釣人と違うのは、完全に桟橋の喧騒の中でも、自分の世界に入っていて静かなバリアがあるんですよね。

よく、うちの父親が堤防釣りをしていると、船から下りてきた観光客が、バケツを除き見て「何が釣れますか?」と話しかけられ「見りゃあわかるだろ。魚だよ。」と答えていたと言ってましたが(笑)

釣りの世界に1人入り込んでいるのに、それが壊されて、ついつい面倒だと思ってしまうのでしょう。

ぶっきらぼうな島民ということではなく、ウキを眺めながら、独特な精神世界に浸っているのではなかったかと思うんですが・・・・・・・。私だけの思い過ごしでしょうか?

枯れた感じの老人の釣り姿を見ると、ついつい見いってしまう事があります。

夏の店は、別世界です!

「波が出るのは何時ですか?」と学生さんが聞いてきたのにはビックリ!あ~ッあ~ッあ~ッ!日本の将来は大丈夫かよ~と叫びたくなりましたあ(笑)

砂の浜にサーフィンをしに来たようなんですが、波がなくて一旦引き揚げて来て、釣りに転換したとかで。

「風が吹いて来なければ波は出ないと思いますが」

「低気圧や台風が来てれば波も出るでしょうが」

「今はべた凪ぎですよ」

と答えても

「夜にもう1回行ってみようかな?」

などと危ないことを言うので

「夜の海は危ないですよ。灯りがないから方向感覚がなくなって上がって来れなくなりますよ」

と警告しました。

昔、鎌倉花火だったか江ノ島花火だったか忘れましたが、友達のおごりで、逗子からの船で軽食とビール付きで見物に行った事がありました。

行く途中で、サーファー2人が沖に流されていて、救助を求めていました。

船長は無線で救助要請をして、そのまま花火船を通過させようとしたら、乗船客の外国人が怒って「船を止めて救助しろ!」と食って掛かっていました。

船長にしてみたら日常茶飯事のできごとで、お客さんに花火を見せるポイントに到着するのが遅くなって迷惑をかけるという判断があったようですが、サーファーに「救助要請したから、巡視船が来るまで待て」と言ってましたが、その時のサーファーのなさけなくて不安そうな顔が今でも脳裏に焼きついています。

船長の怒りもあったようです。


「波は何時にでますか?」

「アジはどこで何時に何匹くらい釣れますか?」

と毎日のように質問されている私は・・・・・疲労もピークです(笑)

やっぱ、ネット社会の弊害なんでしょうか?

自分の頭で情報を精査する必要があると思います。

韓国のローカル電車の時刻表すらネットで調べられる時代で旅もしやすくなったと実感しています。

バスと汽車を乗り継いで行くんですが、帰りのエアーのチェックイン時間から逆算して、汽車とバスの乗車時間を決めて、遊ぶ時間もとるのですが、行く前のその作業も旅の楽しみの一つだし、ハプニングも笑いながら楽しむという技だと思うのです。

ターミナルでバス1つ乗り間違えると大変なので、ハングル文字でも行き先がわかるように、メモを持っていきます。

それでも躊躇していて、何度も現地の若者に助けられたことがありました。

たかが大島ということもあるとは思うんですが、自分の頭で考える必要があるんでは?と最近、特に感じます。

釣った魚の魚種を調べるのはスマホでできますが、どう釣るかは教えてくれません。自分で考えなくてはダメですよね。

折ってしまった貸し竿を親がだまって子どもに返却させたり、釣ったアジを「持って帰れないからどうしたらいいですか?」と店に置いて帰ろうとする親もいます。上げ膳据え膳で遊ぼうとする行為は止めた方が将来の子どものためだと思うんですが。

釣り人口の裾野を広げたいという思いは強くあるので、夏の釣りから入ってもらいたいとは思っています。

今夏、うちでやっている磯釣り専用車もついに、常連さん以外はお貸ししないことにしました。釣りは名目で、不足しているレンタカー事情もあるようですが、6000円の代金をいただいても、ガソリンを6000円以上使って来るので、8~9月は出さない事にしました。苦渋の決断です。自己防衛です。

若い方や、子どもさんに釣りを楽しんでいただきたい、自然を満喫していただきたいという思いは強くありますが、磯釣り専用車については、そういうことにしました。お金が全てではありませんから。島だから大丈夫だろうという考えで、ビールをキャンプ場で飲んで運転する輩もいます。

お酒を飲みながら、釣りをする輩もいます。うちも営業を続けていかなくてはなりませんので、連帯責任は取れませんので悪しからず。


今日は8月15日「敗戦記念日」です。

どう考えても、稲田さんの言っていることは理解できません。

沖縄での集団自決の強制はなかったとか、慰安婦は戦時下では合法とか、情勢によっては核武装も検討するだとか、歴史的に検証されていることを論破するほどの内容もお持ちではないから、よけいに不愉快です。

「安倍さんに命を捧げます」なんて言ってましたが、勝手にどうぞです。こういう女性が大臣として登場してくる時代になってしまったのかと。

「国のために命を捧げるエリートを育てる教育をしなければならない」なんて、いつの時代に回帰しているんだろうか?この人はと思います。

若者を「徴兵」ならぬ「徴農」させれば、日本のニート問題は解決するだとか。なんか、人を駒のように扱っている方なんじゃあないかと。

個人のセンスの問題だから、あまり干渉したくはないですが、付けまつげをしていますが、どうせするんだったら、剥がれているのが気にならないように、ちゃんとピッタリと貼って登庁して下さい!毎回、気になってしょうがない私です(笑)


桟橋情報ですが、イサキ・サバ・ソーダ・ショッパチ・メジナ・アジ・アオリに変わりはありません。タカベも見えるようですが、なかなか観光できた釣り人には難しいようです。宿も忙しいので、釣った魚を捌いて食卓に出してくれる所はあまりないようです。「どうせ釣れないだろう」と言って、氷も持たずに行く方が多いですが、美味しく食べるには、氷を持って行った方がベターですよ。

ではでは、今日も1日、元気に遊んで下さい。