2013.5.1 水曜日 大自然、1匹の鯵を釣ることの難しさ
水温は17度に下がっています。
連休前半の釣果は、総じて「渋々」「ボーズ」「頭を丸めて帰って来ましたァ」とのことです。30~40cmクラスのメジナに常連さん達は不満足な様子です。しかも、風が強かったので苦労したことがよけいに身にしみたご様子。
皆さん、かなりの日焼けで「酒飲んでるの?」という私の失礼な言葉に(ソーリー!)「飲んでないよ~。ホントの日焼けだよ~」とお疲れの様子。
逃がしたメジナは大きいではなくて「逃がしたイサキは大きかった!」というお客さんの言葉に、「イサキにそういう言い方はしないよ~。せめて、マダイにその言葉を使って欲しいなあ~」と大笑いの一幕も(笑)なんだかんだと言って楽しんでいました(^^)
子ども連れのグループは、バケツに入れたフグ4匹を店に持ってきましたが、海のふるさと村から帰ってきたんですから、よくもこぼさないで運んで来たもんだと、元気に泳ぐフグをみて、そちらの方に感心してしまいましたあ(笑)
昔は、小さなフグのクサヤを食べましたが(タラのような食感)最近は見ないですね。地元の方はタカベを釣っていますが、東京からの家族連れさん達には難しいのかも知れません。岡田桟橋には、鯵もチラホラ見えてきたようです。
「連休に行くんですが、昼の堤防では何が釣れますか?」という問い合わせが多くありますが、「夜はイサキ・アカイカ・マイカですが、小メジナでしょうか」と答えます。3日~6日の好天で水温が上がれば、鯵・さばも期待できますが、こればかりはなんとも・・・・・・。
釣りが初めてのお客さんには、サビキ釣りが簡単なんですが、唐揚げサイズの小鯵・子サバはこの2~3年のゴールデンウィークにはお目見えしてないんですよねー。お手軽な海浜公園での釣堀で釣った魚を好みに合わせて調理してくれるレジャーランドをTVで見るにつけ、この大自然の大海原から、1匹の鯵を釣ることの難しさに、チャレンジしてもらいたいなあと思ってしまいます(笑)
堤防での釣りですら、風を読まなくては身が危険にさらされるし、潮の流れも見なくてはエサが無駄になるし、釣りを終えたらコマセで汚れた桟橋を、水汲みバケツで海水を汲んで洗わないとマナー違反だし・・・・・等々、色々と必要な経験ができると思うんですが。
(親御さんも大変ですよねー。最近はお母さんがヘゲモニーを持っているので、道具が無駄になるかならないか、安いか高いかの基準で子どもに買い与えるので、どうやったら釣れるかが先じゃあないんですよねー。お父さんは、最後まで黙っています。黙っている意味がわかりませんが・・・・・。桟橋ではまた違った姿が見られているんでしょうが・・・・・。)
ともかく皆さんには良い思い出を作って欲しいものです。そして、夏には海水浴にも来て欲しいです。
無料の動物公園なんて、結構めずらしいと思いますけど(笑)南国のコバルトブルーの海とはいきませんが、透明度は相当なもんですし(笑)
なんだか最近の各観光地の工夫・宣伝のすごさに触発されてしまいましたあ!(笑)エネルギッシュですよねー(うらやましい~)みんな気力あるな~なんて感心ばかりしてしまいます(笑)
私なんぞはつい先日、店に来た若者に「おばあさん、タバコ売ってくれる?」に固まってしまいましたが(笑)いやはやいたしかたなしですかあ!!化粧品屋のお姉さんに「春だから口紅の色を替えたら?」なんて勧められてピンクからピンクベージュに替えたのに、完全に自己満足の世界だともわかっているんですが(トホホ)まあ、よしとしましょう。
昨晩は、釣って来たアカイカの刺身とイカ大根の煮付けを食べました。アカイカは結構大きかったです。春夏秋冬の主が「俺が書くから書かないで」と言っているので、詳細は春夏秋冬で。(私みたいにガサツではなく遅筆みたいです)