■POLICY
当店は、
Let's enjoy our lifestyle on OHSHIMA!
をモットーとし、大島での磯釣りを楽しむお客様のお手伝いを通して、お客様に快適なFishing Lifeを堪能していただくことを願い、日々営業をしている釣具店です。
お客様の快適なFishing Lifeのため、当店が少しでもお役に立てたなら幸いに存じます。
店主 拝

2013.2.2 土曜日 巨人・大鵬・卵焼き・東京タワー

気温16度。水温13・5度。暖かい朝ですが少し雨が残っています。

一昨日、東京へ帰った釣り人は、岡田桟橋でヤリイカ8杯とアオリ1杯をゲット。ここのところ、アオリをあげている釣り人が多くなって来ています。

春夏秋冬にもありましたが、エギのパタパタが成果をあげています。うちが初めてパタパタを店に入れた頃は、私が「使ってみて」と勧めても、皆さん半信半疑で「これで、釣っているのを見た事がない」と言っていて、箸にも棒にもかかりませんでした(笑)

ところが、店番をしていて「アレアレレ?」という流れで売れ始めたのが、ここ最近のことです。
こんな事を書くと、東京からのルアーマンは、東京のお店で同種のエギを買って来てしまって、正直、うちにメリットがなくなるし、ホントはいやなんですが(海は全世界のもの!島国根性!と心のノートに記した戒めの言葉がよぎってしまい・・・・・・)紹介してしまいます。

でも、東京のエギはサイズが違うから(ちょっとバカにしてる)売っていないみたいですが(笑)又、「おばさん、性格悪いっしょ!」と若者に言われちゃいそうです(フン!)

いずれにせよ、パタパタはアクションにそれほど技が必要ないみたいで楽なんだそうです。
夜光系が良いとか、パタパタする所がオレンジがいいだのと、まあこの点は釣り人の思い入れと、爆釣した時に使っていたエギが1番なのであって、どれが最適かは、たくさん買ってもらって(笑)お試しあれ!ということです。

3月には新色も発売予定で仕入れしますので、皆さん大島へお越しあれです。肉厚のアオリは美味しいですもんね。

ヤリイカもゼロの日はないそうです。地元民は8~9時には、寒さにめげて帰ってしまうようですが(笑)めげずに頑張れば、まずまずだそうです。
マイカ・アカイカも混じっているそうです。
私なんか、魚辞典の写真と比べなければ、どれがマイカでどれがアカイカかは釣れたてのイカだとわかりません(笑)

今週の2泊3日で母親の病院通いも全て終了!白内障の術後経過もオーケー、膝関節症の定期検査もオーケー、大腸がん検査も良性セーフで、やっと解放されました。
そんなこんなをしているうちに自分もそのうちに江戸の病院通いの憂き目に合うかもやしれません。

とにかく、離島でくらしていくには早め早めの定期検診です。今週の母親の診察費は70円でしたあ!

ところが、ホテル代が2万とジェット船代と・・・・・ついでの母親のガス抜きとして、浅草観音と仲見世観光、おばあちゃんの原宿・刺抜き地蔵通り、デパ地下ショッピング等々・・・・・こっちの方がかかりましたあ!

2人して、浅草寺から見えるタワーを見て

「ああ、なあとかタワーだよ!」

「ここから見るとたいして高く見えないね。TVだと高く見えるけどね。なんとかタワーは」

と、スカイの言葉が出てきません(トホ!)

「なんとかだね」

「ああ、なんとかだね」

で終わってしまいます(笑) 
きっと、東京タワーは、自分達の歴史と共にあったような気がするのに、スカイタワーは人生とタイアップするものがないからなんだと思います(いや、単なる加齢による健忘症かも)。

最近では、流通評論家・金子哲夫氏の『僕の死に方』の中にある「東京タワーを見上げたら、僕を思い出してください」が強烈でリスペクトしてしまいましたが、東京タワーの方が親しみがあります。
巨人・大鵬・卵焼き・東京タワーに自分史と時代を重ねるものがあります。

白黒TVの時代に、力道山とルー・テーズとブラッシー。ボクシングの海老原・ファイティング原田。ドラマの赤銅鈴の介や月光仮面等々。昔、月光仮面の敵役のおじさん(俳優)がうちの店の側の元町橋にたたずみ、海をじっと眺めているのを店の中からじっと見ていたことがありました(笑)

なぜか印象深く、その記憶が未だに消えません。

そういえば、昔は『力道山物語』『川上哲治物語』『大鵬物語』『野口英雄物語』『湯川秀樹物語』など多く出版されてましたが、今はその種のものはあまり新しく出ませんね。
受け入れる感性や時代が違って来ているからでしょうか・・・・・。

雨があがって来ました。ぼちぼちエサを買いに来る方が見え始めました。
南西の風なので、東磯に入るようです。