■POLICY
当店は、
Let's enjoy our lifestyle on OHSHIMA!
をモットーとし、大島での磯釣りを楽しむお客様のお手伝いを通して、お客様に快適なFishing Lifeを堪能していただくことを願い、日々営業をしている釣具店です。
お客様の快適なFishing Lifeのため、当店が少しでもお役に立てたなら幸いに存じます。
店主 拝

2013.12.9 【仮店舗開設へ!】
「視察」してみてわかった次の雨が怖いという状況

毎日、バラエティーに富んだ日々をすごしています(笑)

昨日は、被災者としての声を町長・町政にあげなくてはと、うちら商店や宿泊施設の方達5軒の連名で要請文を作り、本日町長に受け取ってもらいました。

クリスマスまでには、被災者と町長が面談して、被災者支援についての町の考えを聞く場をもうけること。被災者の要望を直接聞くこととなりました。

明日10日~17日までが町議会なんですが、未だに、災害復興本部も立ち上がっていない現実があります。

うちら商店や宿泊業は国・都の支援や義援金を一切受け取っていません。融資のダイレクトメールは受っとっていますが(笑)。

独力でやれる範囲で仮設店舗での営業を開始するだけです。

土砂災害危険区域の地図を学者さん達や行政が作成したところで、「だからどうすんの?」という質問に答えて欲しいのです。

スピーディーに事を具体的に進めてもらわなくては、店を新たに建設してよいものやら。

以前の役場の対応は「弁護士さんと相談したところ、商売は今の場所でお好きにどーぞ」との回答でした。覚えておくぞ!です。

現状はそのような趨勢ではなくなっているんですから。

「お好きにどーぞ」という言葉で表現していること自体、なんともいえない侮蔑感があるとおもいますが、危険区域と町が発表した大金沢沿いに店があるわけですから、「雨が降ったら自己判断で逃げて下さい」としか言っていないんですよ!ね!現状は!

今日は、2人で初めて被害が大きかった神達地区や被災地全体の「視察」に行ってきました。

自分たちも被災者ですが、もっと被害と犠牲者が多く出た現場に行き、今後の具体的な対応・行動の準備・ベースになる情報を得に行きました。

行ってみてよくわかりました。ひどい被害を受けた方達の気持ちも、あの山の状況を目の当たりにして「怖くて住めない」という心情もわかりました。次の雨が怖いという状況もわかりました。

「沢の泥はとった」からという町の報告で納得できない現場であることも一目瞭然でした。

「見に来てもらってよかった」と言われましたが、大島の将来のためにも今後、色々と考えて行動していくつもりです。

なんだか政治家みたいですが、還暦過ぎたばかりだから、まだ気力もあるから(笑)やれるっしょ!!

うちの人は、あすから町議会の傍聴です。私は、開店準備です。頭が別の方を向いてしまっているので(笑)遅々として進んでいないんですが、なんとかできるっしょ!(笑)


8日の赤岩の釣果は、メジナ・イサキとも数・型もかなりグッドだったと報告を受けました。ルアーでのヒラメゲットもあったとか。ここ数日は元町港にも入港しはじめました。

本当は、台風26号後の磯への道路状況を報告したほうがお客さんのためにも良いと思うのですが、まだその余裕がありません。水温も測定せねばと、これまで普通にやっていた行動を思い出しながらの状態です。

非日常的な日々をすごしていますが、平常に戻そうにも、復興への非日常的な行動と対応に追われてしまっているのが現状です。

キッチンテーブルにレジを置いたのですが、レジカウンターと幅が違うのでレジまで手が届きません(笑)

おつりをお客さんにどうやって渡すんだろうって、1人で予行演習して1人で受けてます(笑)