■POLICY
当店は、
Let's enjoy our lifestyle on OHSHIMA!
をモットーとし、大島での磯釣りを楽しむお客様のお手伝いを通して、お客様に快適なFishing Lifeを堪能していただくことを願い、日々営業をしている釣具店です。
お客様の快適なFishing Lifeのため、当店が少しでもお役に立てたなら幸いに存じます。
店主 拝

2012.12.23 日曜日 美味しい冬のブダイ

今朝は、まだ風は静かですが、北東の風から西風に変わると予報が出ています。

早朝からどこに入ったらよいのか?と聞きに来るお客さんもいます。
西風から逃げて最初から東磯に入ってしまって、腰をすえて竿を出すという選択がベターだとは思いますが、最後は何度も言いますが、釣人の決断です。
あくまでも私は、釣りの神ではありませんから(笑)

昨日の釣果は、ぼちぼち・まあまあというところ。数は出なくて40オーバーが出たから、まあいいか!と言う感じです。

昨日もそうでしたが、いまだに「青物はでてますか?」と若者が店に聞きにきます。「サビキで釣れる魚はいますか?」という方もいました。

人間が日々、肌で寒さを実感していくように、お魚さんも同じだということが理解できないようです(トホホ)人間は、半そでからヒートテックに着替えればいいのですが、お魚さんは生きられる絶対水温があるのだという事を、そのつど説明しています。
そして、今は何をねらったらいいのかを、お客さんの装備をちら見しながら、アドバイスしています。最終的に、カサゴ・メバル狙いの仕掛けを買ってもらいました。

地元の方でも「先週は、シマアジを釣っちゃって」と柳の下のなんとやらではないですが、今週も「もしかして・・・・」とシマアジを釣りに行く構えでしたが、私に「メジナの40オーバーが出ているわよ」と言われて動揺?(笑)してしまい、メジナ狙いに切り替えてしまいましたあ(笑)

地元の年配の方は、ブダイを食べたいがゆえにブダイ釣りをしていますが、磯にカニを獲りに行く体力・気力がなくなっても、うちでカニ餌を買ってでも食べたいという気持ちで、寒い中出かけて行くのです。


ブダイのお弁当(プラス肉じゃがとニラ卵炒め)
※クリックで拡大

東京の方はブダイをあまり食した事がないのではと思いますが(正直なところ、餌屋としてはメジナ釣りの方がおいしいです)冬のブダイは美味しいです。

昨日もパートのおじさんの弁当は、ブダイの塩麹漬けでした。

お弁当のおかずから話が飛んで恐縮ですが(毎度)、どうしても気になって気にさわってしまっているので、つぶやかせて下さい。昨夜のNHKTVで石破氏が「軍事を知らない人が政権を握ると怖い」と発言していましたが、ならば彼に「戦争を知らない人が政権を握ると怖い」と返したいです。

軍事おたくが戦争と国防軍を論じていることに危惧を覚えています。安倍氏も石破氏も戦争を知らない戦後世代です。安倍氏にいたっては祖父岸信介が心のコアな部分を占めているのではないかと思えてなりません。恥じ入った3年前からの『家門の栄光』を求めて、つんのめりになって いるんじゃあないかと。東アジアの国々の政治と軍事のリアリズムがわかっていないのではないかと思えます。

リアリズムと言えば以前、韓国・釜山の海雲台に行った時に実射撃場で本物の銃を撃って来ました。「アジュマア(おばさん)!ちゃんと言う通りにやって!」と注意されながら撃ちましたが、本物の銃の重さがずしりで、撃ったあとの薬きょうの跳ね返りが防弾チョッキにあたり、撃ったときの爆音がはんぱじゃあなかったです。

外側のTVに映る映像を見ていた友達が「笑い顔で撃っていたのが、不気味だったわよ」と言っていましたが、ドラマで見るような片手で撃つことなんか、とてもできないし、両手・両足をまっすぐにふんばって撃つ以外、訓練しなければ無理だと思いました。そして何よりも、的に当てる、人間を殺すという行為は、ベトナムの地上戦でアメリカが敗北したように、格闘戦をするよりも、銃を撃つ方が感覚的に鈍るんだという事も感じました。

格闘戦は自分の肉体にも相手の体温を感じますが、空中戦や銃を放つ行為は自分の指にしか人を殺す感覚が残らないんですね。ちなみに、その実射場に朝青龍が来ていたみたいで、デカデカと写真が貼ってあって、なんだか私も同類の遊び人になってしまったようなビミョーな気分にダウンしてしまいましたあ(笑)

とまれ、石破氏の戦争おたく的なリアリズムのない発言に危惧を覚え、ついついぼやきました。悪しからず。