■POLICY
当店は、
Let's enjoy our lifestyle on OHSHIMA!
をモットーとし、大島での磯釣りを楽しむお客様のお手伝いを通して、お客様に快適なFishing Lifeを堪能していただくことを願い、日々営業をしている釣具店です。
お客様の快適なFishing Lifeのため、当店が少しでもお役に立てたなら幸いに存じます。
店主 拝

2014.1.8 プロランナー野尻あずささん来店、骨太の人生観垣間見えた貴重な時間

昨年中は、皆さんには大変ご心配をおかけしました。又、申し訳ないくらいお世話になりました。心から御礼申し上げます。本年もよろしくお願いします。

年末年始の釣行は、強い風に悩まされて大変だったと思います。今朝はだいぶ静かな朝です。

昨日のオオツクロは、ウマズラハギの猛攻にあい、仕掛けをかなりやられたようです。メジナはウントモスントモだったと「怒って?」いた釣人もおりましたが(笑)正月早々、メジナにあたっても仕方がありませんから、次回の釣行に期待してください。岡田・波浮桟橋ではアジが出ているようですが、皆さん期待のヤリイカの話は未だ聞こえて来ません。

ポチポチとエサのキビナゴを買われていくお客さんもいますので、竿は出しているのかなと思います。

波浮桟橋で42センチのメジナをあげている方もいますし、「まずまずだった」という方もいますので。サイズ基準は各々で違いますから、なんとも言えません(笑)

今年は、地元の土建業者の方々も、仕事初めが6日なので、久々のブダイ釣りやメジナ狙いの磯釣りに出かけている方も多いみたいです。酒の肴に新鮮な地魚をゲットすれば、あとは何もいらないということでしょう。

最近は、メジナのしゃぶしゃぶも人気なようです。

今年は、おせちも作らず、年越しそばと雑煮だけにして、友達が送ってくれた馬刺しで「変化?」を楽しむという質素ながらも人の優しさを味わうことにしました(笑)

仮設開店からしばらくして、小さいお子さんを連れた3人家族が「釣りは初めてなんですけど」と店に来られました。

夏ならいざしらず、子ども連れで冬の釣りは難しいなあと内心思っていたのですが、子どもでも安心な桟橋でということで、ただ垂らして何か引っかかればいいかなという、10円になっていた罹災商品と付け餌を買ってもらいました。

店を出られたと思ったら、すぐに若い奥さんが戻って来て、丁寧な字で書かれた「お見舞い」袋を差出し「大島に来るのに、ここのブログを見たんです。これを受け取って下さい」と言われました。

「お名前も知らない方に・・・」と言ったんですが、気持ちが通じたので受け取りました。後で考えたら、きれいな字で予め用意されていた「お見舞い」を渡すために、ここへ来てくれたのではないかと・・・・泣けました。

子育て真っ最中の若い家族なのに、旅先での食費に使える十分な金額なのに・・・・・と。

これには心の中ではなく、涙が外へ溢れ出ました。

突然のことで、住所も名前も聞くことができませんでしたが、今年の夏にでも、海水浴に来てくれたらと思います。このつぶやきをまだ見ていてくださっていたら、ぜひそうして下さい。お願いします。

仮設開店までは、勢いでやってきましたが、店内の商品にはまだ価格が打っていない物もあります。

陳列も系統的になっていません。来週は仕入れにもでかけますが、これからだんだんと店内を変えていきたいです。

なかなか、そうした気分にもっていくのが大変です。他の被災した自営業の方の話を聞いてみても、やる気になるのが大変だとか、やる気はあっても何も決まらないからストレスがあるとか。

サルカンもハリスも全サイズを揃えていかねばなりませんし、リールはどこに飾ればいいのかと途方にくれます。

妙ですが、料理は好きだったのに手の込んだ献立は立てなくなっている自分がいるし。住まいの掃除もままならなくなっている自分がいます。まあそのうちになんとかなるでしょ(笑)

被災者のご婦人が、報道の記者に聞いたんだそうです。

「この島はどうなるんでしょうか?どう思います?」

と。そしたら

「こういう時は、よそ者・馬鹿者・切れ者がいないとダメですよ」

と答えたとか。

ホントそうですよねえ!なるほどと私もそう思います。

あと付け加えるならば、それらをこの先、継承できる「若者」が必要ですね。

町長が「復興会議には、島の識者も入れないと」と被災者の会を牽制したい雰囲気をかもし出していましたが、私は、島に識者がいるのかも知りませんが、少なくともこの2ケ月間はそういった方の姿を目にしていません。

目にしたのは、無償で支援するボランティアさん達の姿であり、個別訪問している社協の人達であり、根気よく泥出しをし、休みごとにトラックを貸し出している障害者施設の職員さん達の姿のみです。

被災者の立場で事態を受け止め、その目線で自らの生き様を示している方達の姿ばかりです。

困難な時、非常時に人間の姿はその本性を見せるものです。一番解かりやすいんです。平常時にはなかなか見えずらいものだと思います。

復興会議にどのような方達が参加されるのか、しかと見つめたいと思っています。

土砂災害に見識のある識者が町にいるのでしょうか?

未来の町作りに利権と関係なく想像力豊かな構想を持って働いてくれる識者が町にいるんでしょうか?

利害関係のからむ復興・防災・減災を正常な眼で見通すことができる識者が町にいるのでしょうか?

心の底から、そのような方達が立ち上がってくれることを望みます。

まずは、自分たちで立ち上がったのが被災者の会ですから、精一杯根気よく頑張りたいと思います。