■POLICY
当店は、
Let's enjoy our lifestyle on OHSHIMA!
をモットーとし、大島での磯釣りを楽しむお客様のお手伝いを通して、お客様に快適なFishing Lifeを堪能していただくことを願い、日々営業をしている釣具店です。
お客様の快適なFishing Lifeのため、当店が少しでもお役に立てたなら幸いに存じます。
店主 拝

2013.4.12 金曜日 釣り堀じゃないんだから

昨日は午後から風が出て来ていたのですが、今日はその風もやみ、良い天気です。

昨日から大島に修学旅行に来ている福島県伊達市の中学生さん達は、この島にどのような印象をもってくれたのでしょうか?東京(ディズニーシー)と大島の2泊3日の修学旅行のようですが、大島を選んでくれた事を嬉しく思います。

ディズニーランドと伊豆大島では、いろんな意味でギャップ有りだと思うんですが、中学生の感性で良い思い出を作ってほしいです。うちを使ってくれている福島の常連さん達を通して、修学旅行の野外活動の一環に、堤防釣りを計画しているとのことでした。

この時期、鯵がまだ来ていないので、がっかりさせるんではないかと気をもみましたが、島内周遊やビーチクラフト・伝統工芸などの選択コースに釣りも入り、貸し竿とエサを30本近く用意しました。まだ、今朝はその釣果のほどは聞いていませんが、楽しんでくれたのでしょうか?

岡田の漁港でどうだったのかなあ?と。

先日、波浮の桟橋に釣りに来た東京からのお客さんが、何も釣れなくて「2度と来ない!」とわめいていたのを島の方が聞いていて「悲しくなった」と言ってました。釣堀じゃあないんだから、自然相手にやりとりして遊ぶしかないのに、全否定されているような気分になったようです。

私も時々、港にいる時に、観光客のおばさん達が「お茶を飲んで、ちょっと一休みする店がない!」とか「貧しくて食べる物がないから保存食が多いんだ」とかを耳にしますが、少し悲しい気分になります。

民宿の方が中年のおばちゃんグループが泊まる時が1番緊張する(笑)と言ってました。私みたいにB級・C級・D級グルメをわざわざ探して食べるようなディープな旅をしたがるおばちゃんの方が圧倒的少数派なのは自覚していますが、ついつい普段の生活の価値観で比較してしまうのも仕方のないことなのかも知れません。


昔、某島の国民宿舎に泊まった時に、おかずがイカさし・いかの生姜焼き・いかの酢の物・いかの煮物・・・・そして、トドメがいかの味噌汁だったのを思い出してしまいました(笑)広間の他の泊り客と思わず目が合っちゃって、笑いあいましたっけ(^^)。これはいくらなんでも・・・・と。努力不足(?)と思いましたが(笑)工夫不足(?)というべきかな。味噌汁にイカげそが2~3本浮いているのみで、ネギを入れる手間も省くという徹底ぶりに笑いが込み上げて来ましたっけ。

まあ、もともとの民宿は「民家に泊まる」訳だから、その家の方と同じ物をいただくのが本当なのだから、今はどんどん贅沢になって来ているだけなんですよねえ。

いまから昭和30年代的な生活に戻せといっても無理な話ですが、アベノミクスに懐疑的な私としては、質素な生活で充分だと思っています。

先週のシケの前に(5日)、岡田桟橋で6・2キロのマダイが釣れたそうです。
この方、奥さんの仕事の都合で島に来ていて、毎朝、奥さんのアッシ-君をしてるんですが、釣りも1から始めたんです。本人はリタイアーの身なので、ホント、まったくのゼロスタートで釣りを始めたんです。

それがついに大物のマダイを上げたんですから、いつもは謙虚で控えめな方が饒舌になってましたあ(笑)私も、こういうのが嬉しいです(^^)

「配りがいがあった!」と言ってました(笑) こういう感動が新鮮でいいですよねー(^^)

イサキの型もいいです。連休の釣りが楽しみですね。