■POLICY
当店は、
Let's enjoy our lifestyle on OHSHIMA!
をモットーとし、大島での磯釣りを楽しむお客様のお手伝いを通して、お客様に快適なFishing Lifeを堪能していただくことを願い、日々営業をしている釣具店です。
お客様の快適なFishing Lifeのため、当店が少しでもお役に立てたなら幸いに存じます。
店主 拝

2013.2.23 土曜日 メジナのノッコミ

ごうごうと言っていた風も今朝は止みました。気温11度。水温は14・2度でまた下がりました。

21日にオオツクロに入った3人の釣り人達は、午前中に40オーバー20匹だったそうです。

18日に良かった松崎は、この日は3匹位だったそうです。

寒さもあと一週間くらいでしょうか?春先になってくると、メジナのノッコミ狙いの釣り人が「ノッコミは聞いてませんか?」と言って店に入って来ます(笑)

一度、出くわしたり見たりした釣り人は忘れられないのでしょう。ムシャムシャという音が波打ち際で聞こえてきたから見ると、真っ黒い魚影のメジナの大群がノリを食べているのだそうです。釣り竿をうち捨て、車にタモ網を取りに行き、すくおうとしたのですが、興奮して体が震えてしまって、網にはいらないのだそうです(笑)。全身鳥肌もんで、ガタガタしてしまって、はっきり言って腰抜け状態?だったようです。

野増桟橋で、メジナのノッコミに遭遇した釣り人は、軽トラの荷台にカツオの1本釣りのようにして釣り上げたそうです。この方も、あの思いが脳裏から消えず、夢中になってカツオならずメジナの1本釣りをした自分の興奮状態が忘れられないと言っています。

人によって、入れ食い状態は違いがありますが(笑)、このノッコミ時期の状態は普通じゃあないそうです。結構な釣り人達が、これを体験してみたいと秘かに狙っているようです。だから、「卵は入っていますか?」とかの質問もこの時期から増えてきます(笑)

この時期、メジナも脂がのってますよね。
島の年寄りは、メジナのアラと明日葉で潮汁を作りますよね。薄っすらとメジナの上品な脂が浮いています。うちの母親なんか、身は3枚おろしにして私の方にくれますが、アラは自分で煮たり、汁にして食べています(味に正直な方です)。

島の宿や食堂でも、アラを出してくれる所は1匹を丸ごと捌いてくれているということですもんね。塩麹漬けや味噌漬けにして焼いても上品な脂が出てきますよね。

なかなか釣り師の奥さん方は「メジナよりもイサキの方が臭いがなくていいわ」と言って認めてくれませんが、私が「鯵のフライよりもタカベのフライの方が臭みがなくて美味」というのと同じかなあ・・・・・・・。
ご自分の釣った魚は食べないという釣り人もかなり多いですが、皆さん!気分良く釣りに出してくれる環境?を作るためにも、いろいろと努力しましょう!(笑)